おっすー!
楽しんでデザインしてるかー?
今回は「Adobe Dimension」というアプリを使用することで、簡単にグラフィックデザインの幅が広がっちゃうよっていうお話です
3Dデザインが未体験な人でも、簡単に使用できるので、覚えておいて損はないですよ!
もくじ
Adobe Dimension
Adobe社のアプリで、3Dの経験がなくても誰でも簡単に、2Dで作ったものを3Dに合成させることができるアプリです
主にグラフィックデザイナー向けで、製品画像やパッケージデザインなどを視覚化できる優れもの!!
そんな、アプリを今回は使って遊んでみたいと思います!
[aside]Adobe(アドビ)とは
Illustrator(通称イラレ)やPhotoshop(通称フォトショ)などの有名なアプリを出している会社
[/aside]
Adobe Dimensionでできること
Adobe Dimensionができることは、基本的には一つで「作成したグラフィックデザイン」を3D化して、かっこよく魅せるということができます
商品のパッケージデザインや広告のデザインを作成し、3D化をすることで完成系に近いイメージをすることができ、プレゼンテーションなどにも効果を発揮します
あらかじめに素材(アセット)もたくさん用意されているので、誰でもすぐ簡単に始めることができます
用意されているアセット(素材)
大きく分けて、モデル/マテリアル/ライト/背景の4種類があり、その中にもたくさん入っています
モデル
モデルには、ビンやバッグなどのパッケージデザインに使いそうなものから、バス停や広告板、パソコン、タブレットなんていうものを用意されています
ボトルだけで、三種類もありますし、シンプルな三角形や四角のオブジェクトがあるので、組み合わせることでいろいろ作れそうですね!
マテリアル
左上から順に、ガラス、発光、艶消し、メタル、プラスチック、
ワックス、木目(アメリカンチェリー)、木目(アメリカニレ)、木目(ブナブラウン)、クリーンコンクリート
モデリングせず、日光を当てていないので、少し変な風に見えますが、マテリアルも様々なものがあり、それをベースに反射加減や密度などの細かい設定を変えることができるので、無限に作成することができます
レンダリングしたマテリアル
先ほどのものに、レンダリング(画質:低)をしたものです、何も設定しなくてもここまで質感を出すことはできます
ただ、ガラスは黒つぶれして、発光に関しては白飛びしてますね
ライト
ライトもたくさん用意されているので、用途に合わせて選ぶことができます
また、強度(光の強さ)や回転(光が当たる方向)なども変えることができるので、
レンダリングしたライトの違い
レンダリングしたライト(初期設定)の違いです。マテリアルはガラス、アルミ、ゴールド(ダメージ)です
同じライトを当てても、反射の仕方が違いますね!
背景
背景も基本的なものは入っているんですが、自分の撮った写真やフリー素材などを背景として使用することができるので、
用途に合わせて使用することができます
同じマテリアルを選択しても、違う背景を選択して、環境光を自動で補正するだけで、ここまでの違いがでます
やってみよう!簡単に商品パッケージのイメージを作る
シチュエーションは「コーヒーショップでの作業風景」で、そのコーヒーショップのメインキャラクターがこの「ダンディズム溢れるおくぷらくん」です
1.素材の準備
まず、IllustratorかPhotoshopでイメージ画像を用意します。ここでは上記の「ダンディなオクプラくん」を使用します
2.モデルの配置
次に、モデル(オブジェクト)として、ノートPC、コーヒーカップ、携帯電話を配置しました
携帯電話については、始めは垂直なので、回転ツールを使い角度を平行にし、全体の配置を微調整します
3.イメージを配置する
コーヒーカップ→カップ→カップのマテリアルを選択し、ファイルから読み込み→画像をデカールとして配置をします
配置ができたら、右のイメージのパネルからサイズやメタリック、不透明度、粗さを調整していきます
これができたら、ほぼ終わりです
4.背景を追加する
いよいよ仕上げていきます!背景を「テーブル」にして、ドラッグ&ドロップで画面に持っていきます
右のように「画像から環境を設定」という画面がでてきますので、チェックを付けてOKを押しましょう!
そうすると・・・勝手に背景のパースと合わせるように配置されます!
また、イメージが違う場合はそこから、角度や見え方を調整していきます
5.レンダリングして完成
これで一応は、ダンディズム溢れるタコがモチーフのカフェの「コーヒーショップでの作業風景」になりましたね!
ただ、ちょっとパソコンの画面と携帯電話の画面が白くて味気ないですよね!
おくぷら
さらに追加していきます!
どーんとこんなかんじで!(ちょっと画角あってないんだけど・・・)カップにもフタはカラーを黒に、カップの部分はダンボール紙のマテリアルを入れ込んでいます!
ひとまず完成で!
パソコンの画面にデカールを配置する方法
ちなみに、パソコンの画面にデカールを配置する方法は意外とわかりづらいです、なので少し説明しますね!
laptop(ノートPC)の「スクリーンのマテリアル6」のベースカラーが画像になっていると思いますので、そこをクリックします
そうすると、Adobe Photoshopで編集となるので、そこをクリックします
こういう、黒いフレームに囲まれた白い四角があるので、そこに画像を配置します
こういう風にきちんと、画角を合わせて配置します。配置をしたら、保存をして、フォトショップを閉じます
そうすると、このようにノートPCに画像を配置することができます!
いやー結構苦戦しました
遊んでみたよ!Dimension作例
パースの練習
建造物っぽいものを作ったらどうなるかっていうのと、各マテリアルの見え方の実験をしてみました
壁の素材は、から曇りガラス、ざらついたガラス、氷となっています
木馬によるマテリアルの違い
こちらは単純なオブジェクトを使用して、作成した木馬です
一つの木馬を作ってからグループ化し、複製することで簡単に大量生産可能となっています
Dimensionでレンダリング(PNGで書き出し)をした後に、イラレで文字を入れました
Photoshop形式で書き出すこともできるので、そっちの方がスマートかもしれませんね!
まとめ
現段階ではOBJ形式のみの読み込みとなっていますが、他の形式も対応になったら、3Dの建物を違うソフトで作って、マテリアルの貼り込みや背景などを「Dimension」で行うっていう使用用途が増えそうですね!
こういった、モックアップや3Dでのプラスαの魅せ方の提案をすることで、他のグラフィックデザイナーの一歩差をつけれそうですね!
今日の一言
おくぷら
操作性が直感的なので、覚えやすくいいね!もっとできること増やしてみよ!
Adobeコンプリートチャレンジ実施中なので、見てみてね!
[kanren postid=”1263″]