あなたはいま親知らずを抜くかどうか迷ってますね?
もしくは、親知らずを抜くとどれだけの痛みを伴うか知りたいですね?
そんな人のために、この体験記を残しときます。
最終的に親知らずを抜くと決めてから、約半年後に抜歯完了しました。
今回の手術でかかった大体の費用についても下の方に書いてます。
もくじ
概要
ちなみに胃カメラの体験記事にもあるんですけど、嘔吐反射がひどくて口にものを突っ込まれるとおえってなるのがすごいストレスなんで、静脈麻酔で楽にやってもらおうかとおもったんですけど。。。
同じく2本以上の抜歯を全身麻酔して入院コースというディープな抜歯を考えてる人の参考になればと思います。
静脈麻酔とは→寝たように意識を飛ばしてくれるやつのこと
親知らずを抜くかどうかの選択肢
よく聞く、親知らずを抜いたエピソード。めちゃくちゃ痛くて腫れたエピソード。あまりいい話は聞かない親知らずの抜歯。
別に痛くなければそのままほっとけばいい話で、うまくまっすぐ生えてきていたら大当たり。

おくぷら
こっちだってな!好きで抜くわけじゃないんだ!抜かなくても良いなら抜かないんだよっっ!
という気持ちのなか、抜かなきゃいけないときが来たんですよ。
1年間くらい前から気になっていた親知らず
抜歯を決めた一番の決め手は、2018年の10月にあったadobeMAXの大音量で流れるウーハーの低音でした。
低音ってね、ものすごく歯に響くんですよ。
そこからずっと、いつかは抜かなきゃなが始まりました。
覚悟が決まった歯医者からの最終通告
3ヶ月に1回の定期検診で言われた歯医者からの最終通告
レントゲンで映し出された、横に突き刺さった親知らず。
綺麗に磨けていない親知らず。
当然虫歯ができて、順調に魔窟が育っていました。

歯医者「これ早く抜いちゃった方がいいですねー。横の歯にも虫歯うつっちゃうんで。」
ぼく「わかりました。(震え声、潤んだ瞳)」
5月 紹介状をもらい大きい病院へ
かかりつけの歯医者では静脈麻酔での親知らずの抜歯はできないということだったので、
紹介状を書いてもらい大きい病院へ行くことに。(紹介状とレントゲンが入ったDVDを渡された)
6月 大きい病院で診察
大きい病院は混んでいて、診察予約の段階で2週間くらい待ちました。
診察が終わって、希望通りの4本同時に静脈麻酔でいけるという話になりました。
7月 術前検査を行う
術前検査というのがなかなかのくせ者で、ほぼ健康診断みたいな内容でした。
採血・採尿・心電図・レントゲン・心肺機能の測定 などなど
朝10時から16時くらいまでかかったので半日コースですね。
なぜか入院の流れへ
初めは、静脈麻酔で気軽に抜歯して当日中に帰ってこれるならいいかという気持ちで考えていましたが、術前検査の時に「2時間以上かかりそうだから全身麻酔ね」となり、
寝てるだけで終わるし余裕だなと気楽に考えたのが、一転してガチ手術へ。

おくぷら
ひいいいいい
入院の必要性について
安全のため、麻酔が切れてからしか帰ってはいけないので、当日帰ることができないと入院が必要とのこと
2週間風邪をひいちゃだめというプレッシャー
全身麻酔でカラダに負担がかかるからという理由で、術前検査から手術当日までに風邪を引いたら手術中止というプレッシャーをかけられ、結構なストレスでした。
8月 ついに抜歯手術へ
ご飯は前日の20時まで。飲み物は前日の0時まで。そこからは絶食です。
病院で入院の準備をし、口腔外科へ行き、手術台に横になって、心電図の装置を装着され、点滴から色々入れられて、
たぶん麻酔を入れられた後3秒後くらいには意識飛んでました。

おくぷら
麻酔まじすげえ
目が覚めたら全てが終わっていて、顎に違和感を感じながらストレッチャーで病室へと運ばれました。
抜歯後の痛みの変化・感想

終わったばっかりの感想は意外と痛くないなと思ってたんですけど、麻酔が効いてるんで当たり前ですよね。
病室に戻ったあとはめちゃくちゃ口から血の混じったタンがでました。
あと、鼻から人工呼吸の管を通していたのでのどの痛みというか不快感を感じ、体勢によってはむせました。
以下、時系列です。
手術後の夜
ずーっと点滴です。3回くらい変えました。
鼻水が永遠に止まらない。
あとはひたすら氷で両サイドから顎を冷やすという作業を繰り返しました。(ナースステーションに10回くらい氷取り変えに行った)
痛み的にいったらマックスがここだったかも。
晩御飯は病院のおかゆとどろどろのおかずのセット。味はおいしかったけど、顎は開かないし食べるの時間かかるしで途中で食べるのを断念しました。

2日後 若干の腫れ
退院時、微熱っぽいかんじでカラダが結構だるかったけど退院の開放感やばし。
病院からもらった柔らかい歯ブラシで縫糸の周辺の食べかすをお掃除。結構痛い。
3~5日目 痛みの波、痛み止めとお友達
痛み止めの効果が切れるのがわかる感じで割と痛い。
痛くないと思ってたら痛いし、顔もだいぶ腫れてる。
日常生活にはそこまで支障はなかった。
6日目顔の腫れが引いた
痛め止め飲まなくても平気になって、顔もいつものシュッとしたイケメンに戻った。
7日目 まったく痛みはなくなった
ちょうど一週間で痛みはなくなった。
ただ口を切った感じは残っているし、顎がマックスの8割くらいしか開かない。
8日目 抜糸
術後経過観察と抜糸のために再び病院へ向かう
口の中を縫っている糸をぱちんぱちんと切っていくんですが、結構痛い。
感じとしては、口内炎をちょくせつぐりぐりされる感じと口切られてる感じ。
治りが早かったらしく、抜歯の穴も塞がって糸も埋もれてきてたらしい。
というわけで、これにてぼくの親知らず抜歯劇場は終幕です。
抜糸後は違和感も痛みもゼーロー!開放感!
かかった費用
ここで、気になるお金のハナシ。
術前検査、入院費用などもろもろで
7万円オーバー!!(これでも3割負担・・・)
もし可能なら、全身麻酔より入院を必要としない静脈麻酔の方が安く済むので、そちらも検討してみたらいいかも!
まとめ

今回は嘔吐反射のある人で親知らず抜きたいんだけど、どうしようかなって不安になってる人に届けばいいなと思って書きました。
全身麻酔のリスクとかもあるので、よく考えてお医者さんと相談して決めてください。
- 歯医者でオエってなっちゃう人は静脈麻酔がオススメ。
- 静脈麻酔より全身麻酔はハード(金銭的にも)
- 4本同時でも早く済めば静脈麻酔でもいけるかも
- 抜いたあとは鈍い痛みが続いた
- 1週間くらいで完全復活
おまけ
初の入院体験としては、点滴しながらうんこするの難しかった。
みんな!歯は大切にな!!HAHAHA