Cubiio2 本格レーザーカッターが大きくパワーアップして再登場！今度は金属もアクリルもA4までイケる！

あのレーザーカッターの「Cubiio（キュビオ）」がパワーアップして帰ってきます。

なんと今度は金属も透明なアクリルもレーザーすることができるらしい！

そして、レーザーの可能なサイズはA4サイズとドドンと大きくアップ！

Cubiio2は新たにレーザーカッターが欲しい層に刺さるのか、Cubiioユーザーがまたも手を出したくなってしまうものなのか。

この記事は公式から発表されている情報とCubiioユーザーの感想で構成された、Cubiio2の発売前に購買欲を高めるためのウォーミングアップです。

発売前の情報なので、一部仕様が変更となる場合がございますのでその点は十分お気を付けください。

「Cubiio」と「Cubiio2」では何が変わったのかを比較していきます。

実際にレビューしました！

Cubiio2はCubiioからどこが変わったの？

CubiioからCubiio2での変化は主に「レーザーの出力がアップ（金属や透明なアクリルの加工も可能）」と「レーザーカットの範囲が拡大（A4サイズまで可能）」ということです。

“手のひらサイズのCubiio”から照射範囲も照射出力も大きくなった、まさに誰でも触れる本格レーザーカッターへと生まれ変わります。

細かい仕様については、公式のQ&Aがありましたので最後に日本語へ翻訳したものを載せておきます。

変更点1.レーザーの種類が変更

まず、レーザーがCO2レーザーから半導体高出力レーザーへと変更されました。レーザーに詳しくないので調べたところ消費電力を抑えれるそうです。

変更点2.レーザーカートリッジは自分で交換

画像引用:Cubiio2（技術規格）

次に、レーザーの出力は3.5wと5.0wの2種類のレーザーカートリッジがあり、自分で用途に合わせて交換する仕様になったようです。

交換の難しさイメージは、プリンターのインクトナーのカートリッジ交換のような感じと公式サイトには書かれていました。

変更点3.金属への加工と透明なアクリルへの加工ができるように

画像引用:Cubiio2（制作例）

以前のCubiioでは、金属と透明なアクリルの素材にはレーザー出力の関係でできませんでした。それも可能になるということです。

厚めの木材もカットできるし、石のまな板にも彫刻ができてしまうというハイパワーぶり。

変更点4.レーザー可能なサイズは約6倍の大きさに

最後に、以前のCubiioではレーザー可能なサイズが100mm×100mmだったのですが、Cubiio2ではA4サイズ（297×210）となんと約6倍の大きさまで可能になりました。

レーザー（カット・彫刻）可能なサイズが大きくなるとモノづくりの幅はどーんと広がりますね。

Cubiio2の気になる価格は先行予約で10万円オーバーになりそう

公式サイトには「早鳥限量預購價 NTD 3x,x00」と書かかれていました。

これを翻訳してみると、アーリー・バード（先行予約）の価格でニュー台湾ドル（NTD）30,000~39,900NTDになるということみたいです。

現在(2020.05）1NTDは3.57円なので、最低107,100円 / 最高142,443円くらいの値段となるようです。

なので、金属の加工しなくていいって人はcubiioで十分かもしれません。

…って書いたんですが、今Amazonとかで売られているCubiioの価格だと12万円くらいなのでアーリー・バードを利用すればCubiio2の方が安いことになりますね。

市場流通価格は20万円くらいかも

参考までに、cubiioはKickstarのアーリー・バード価格では約35,000円でしたが今、Amazonとかで売られている価格は約12万円です。ですので販売価格がだいたい3.4倍となっているわけです。

例えば、最低価格の107,100円でも3.4倍になると364,140円となります。それだと他のレーザーカッターと比べてちょっと敷居が高すぎるのではとも思ってしまいます。ここは期待も込めて20万円前後に落ち着くのではと推測します。

Cubiio2 plusも発売されるみたい！

画像引用:Cubiio2（技術規格）

まだイマイチ情報は出されていませんが、スペック表に「Cubiio250 plus」という記載を発見しました。

なんといってもレーザー可能なサイズがA3（420mm×297mm）までと、かなりの広範囲です。

発売は2021年ごろらしいので情報を待ちたいです。

Cubiio2の発売前情報のまとめ

・今度は金属と透明なアクリルにもレーザーカットができる
・レーザー可能な範囲はA4サイズ（297×210）
・出力に合わせてカートリッジを変更する
・値段は少し高めで10万円以上しそう

Cubiioは手のひらサイズのレーザーカッターでしたが、Cubiio2は一家に一台のプリンター並の手軽なレーザーカッターですね。

価格は安くないですが、本格的なレーザーカッターを使ってモノづくりを楽しみたいですね！

cubiioのレビュー、作例はこちらから！

Cubiio2の仕様（公式サイトQ&Aグーグル翻訳）

こちらは公式サイトにあるQ&Aを引用して、Google翻訳したものを一部読みやすく改良したものです。ご参考までに。

中国語で読みたい方はこちらです。

Q1：Cubiio2はどのようなレーザー光源ですか？波長は何ですか？何ワットの電力？電圧は何ですか？

A.Cubiio2のレーザーソースは、波長450 nmの半導体レーザーで、5V動作には3.5W/5.0Wの2つの電源オプションが計画されているため、CO2レーザーが数千ボルトの超高電圧電気動作を必要とする危険はありません。

Q2：Cubiio2には冷却水が必要ですか？水漏れや感電の恐れはありますか？

A.Cubiio 2は冷却水なしでガス冷却されており、水道管の老朽化による水漏れや感電の心配がなく、時々冷却水を追加する手間もありません。

Q3：Cubiioの2レーザー光源の保証期間はどれくらいですか？

A.1年間の保証、100％電力の連続動作でも1年間保証されます。

Q4：Cubiio 2レーザー光源は寿命が尽きたときに交換できますか？

A.はい、レーザー光源の交換は、光路を調整することなく、インクカートリッジを交換するのと同じくらい簡単です。レーザー光源は名刺の箱のサイズにすぎず、簡単に交換できます。

Q5：Cubiio 2レーザー光源の出身国はどこですか？どの会社？

A.Cubiioはドイツ製のOSRAMレーザー光源を使用しています。Cubiio 2レーザー光源は、ドイツのOSRAMと他の2つの日本のメーカーNICHIA SHARPから供給され、高品質で耐久性があります。

Q6：一般的に、どの国がCO2レーザー光源のソースですか？

A.淘宝網では、中国のすべての省をカバーするCO2レーザー光源を供給する数十のメーカーを見つけることができます。価格は低く、耐久性は疑問符です。通常、3か月のみまたは保証が提供されません。

Q7：なぜ固体半導体レーザーの代わりにCO2レーザーを再調整する必要があるのですか？

A.CO2レーザーは大きくて重く、水冷のパイプが付いているため、モーターでの駆動が難しく、固定しかできません。したがって、CO2レーザーの光軸は、エネルギーを処理範囲全体に伝達するために、運動軸に「完全に平行」でなければなりません。郵送・更新時に光軸の平行度がなくなり、再調整に時間がかかります。固体半導体レーザーは、軽くて薄くてコンパクトであり、モーターで駆動できるため、そのような問題はない。

Q8：Cubiio2には回転モジュールがありますか？

A.いいえ。 Cubiio2はシリンダーの加工には適していません。円筒体（野球バットなど）を刻印したい場合は、Cubiioをご利用ください。

Q9：Cubiioは真円が十分に丸くないという問題がありますが、Cubiio2では改善されましたか？

A.Cubiio 2が改善されました。ビデオと写真を参照してください。

Q10：Cubiio2の処理能力はどれくらいですか？

A.5Wバージョンは、厚さ5mmまでの木、アクリル、革、段ボールなどの材料を切断することができます。吸収を高めるために特別なスプレーを必要とせずに、透明ガラス、ステンレス鋼、チタン、カラーアノードアルミニウムなどのさまざまな材料を直接彫刻できます。

Q11：Cubiio 2はどのようにオートフォーカスを実現しますか？

A.Cubiio 2には「レーザー距離センサー」が搭載されており、加工対象物とレーザー光源との距離を測定して、レンズを正しい位置に合わせるように調整でき、非常に便利です。

Q12：Cubiio 2にはオープンカバーモードがありますか？

A.はい。底板を直接取り除いた後、大面積の物の上に置いて作業することもできますが、このときもオートフォーカスは有効です。

Cubiio2に期待値ばつぐんです。