今回はシルクスクリーン印刷で簡単にオリジナルTシャツを作ってみたよー!
自分で好きなカタチのTシャツに、好きな箇所にお気に入りのデザインをプリントできるって、すばらしいですよね!
コツさえ覚えちゃえば本当に簡単にできちゃうんで、オススメですー!
製作したTシャツはこちら!
いきなりですが、今回シルクスクリーン印刷で、制作したTシャツはこちら!
製作時間:60分(45分くらいは待ち時間)
製作費用(1枚あたり):1,200円
制作にかかったモノの内訳は後述します。
もくじ
シルクスクリーン印刷とは
まず、シルクスクリーン印刷っていうのはこういう仕組みになっています。
つまりは一度版を作成してしまえば、版が壊れるまでは何枚でも同じデザインをプリントすることができるわけです!
Tシャツくんを使ってシルクスクリーン印刷をやってみよう!
それでは、今回はそんなシルクスクリーン印刷をするのに超便利な「Tシャツくん」を使用して、簡単にオリジナルTシャツをつくっていきます。
準備するもの、必要なもの
これらの道具を使用して、オリジナルTシャツを作成しています。
デザイン
イラストレーターやフォトショップなどを使用して、お好きなデザインをご用意ください。
(ネット上にもデザインはありますが、著作権を守り、規約をよく読み利用するようにしましょう)
また、色を塗りたいとこの塗りのカラーを黒100%にしておきます
お好きなTシャツ
ユニクロとかH&Mでの入手でも構いませんので、お好きなTシャツをご用意してください。
プリンター
ある程度の厚さの紙が印刷できるタイプだと、OHPフォイルムの印刷は可能です。
お店でプリントをお願いする場合は、必要ないです。
OHPフィルム
自分の家のプリンターが対応してるかのチェックもお忘れなく!こちらも、お店でプリントする場合はお店指定のOHPフィルムになるため、持っていっても使用できない場合があるので気をつけてください。
Tシャツ君
今回使用するメインアイテムとなります。太陽の光に当てないなどの保管方法は必ず守りましょう。
消費期限は1年となっていますが、3年目も普通に使えました。一応消費期限は守って、早めに使い切りましょう。
フレーム
なくてもいいですが、一人でやるときはミスが少ないのであったほうが便利です。フレームになりそうなものなら、なんでもいいのですが、100円で売っているコルクボードのコルク部分をくり抜いてフレームのみにします。
小さいサイズのものを作成する場合は、フォトフレームなどが便利です。ホッチキスは刺さる木製のものがオススメです。
スクイージー(硬い紙)
インクをスクリーンに乗せて、薄く伸ばすために使用します。
使用済みや使っていない会員カード(硬い紙、プラスチック)でも代用は可能です
インク(お好きな色)
通常タイプのインクです。色々な色が売っていて、混ぜて使用することもできますので、好きな色を作れますよー!
こちらは発泡タイプのインクとなっております。スチームアイロンをかけるとインクの乗ったところが膨らむので面白いデザインができます。
露光機
簡易的な露光機を作成し、使用します。
蛍光灯
LEDではなく、紫外線の出る白熱灯タイプのものを選ぶようにしてください。
ダンボール
サイズは、Tシャツくんがおさまる大きさであればOKです!あらかじめ、蛍光灯の光が中に届くサイズの穴をカッターで切り抜いておきます。
アルミホイル(うまくいかない場合のみ使用)
大きいスクリーンを使用する場合、紫外線(蛍光灯の光)が満遍なく届かなく、スクリーンの作成がうまくいかない場合があります。
なので、うまくいかない場合はダンボールの内部に蛍光灯の光が満遍なくいきわたるようにアルミホイルを貼り付けるのがオススメです!
オリジナルTシャツ作成手順
あらかじめ、自作露光機(ダンボールと蛍光灯)、デザインを準備しておきます。
1.準備したデザインをOHPフィルムに印刷する。
*お家にあるコピー機が対応するか必ずチェック。できない場合は、お店で印刷してもらいましょう。
2.OHPフィルムとTシャツくんをくっつける
4つ角をノリかホッチキスで止めます。(できるだけ密着させることが望ましいです)
3.露光機(ダンボール)にセットして、15分くらい放置します
お手持ちの蛍光灯の照射の強さにもよるのですが、ぼくのでいうと15分くらい照射して放置します。
まずは、Tシャツくんを小さく切り取ってうまくいってるか試してみるのが、オススメです。
5.水で洗い流す
他のところが流れ落ちないように、優しく洗い流します。水流はぽたぽた垂らす程度でいいです、落ちにくい時は絵の具用の筆で優しく撫でるようにこすります、強くこすると失敗します。
6.乾かす
ドライヤーか自然乾燥でスクリーンを乾かします。
7.スクリーンをピンっと張る
小さいサイズは手で伸ばしても充分にできます。スクリーンを一枚使うくらいのでかいサイズになると、フレームを使用します。
8.インクを塗って、伸ばす
スクイージー(会員カード)でインクを均一になるように、薄く伸ばします。
9.完成
スクリーンをTシャツからそっと外して、乾かしたら完成!
10.発泡インクはアイロンで仕上げる
発泡インクの場合は、インクが完全に乾いたら裏返しスチームアイロンをかけます。ぷくっと膨らんでいい感じ!
総額費用
- Tシャツ君 3,742円(1枚あたり748.4円)
- インク 600円
- 蛍光灯 2,390円
- ダンボール 家にあったもの
- オリジナルデザイン—プライスレス
ぼくも印刷会社さんにTシャツを発注することがありますが、通常おもて面、うら面、袖部分とわかれて、プリントの大きさなども細かく指定されますが、この方法なら好きなとこに好きな大きさで作成することができるからいいですね!
まとめ
・版を作る工程が一番のキモ、照射時間をしっかり見極めよう!
・仲間内でオリジナルTシャツを作って盛り上がるのとか超オススメ!
学生の方は学祭や文化祭でお揃いのオリジナルTシャツを作るのが盛り上がっていいですね!
[voice icon=”https://octopus-plus.com/wp-content/uploads/2018/04/character-45.png” name=”オクプラ” type=”l”]オリジナルデザインで好きなTシャツをつくろう![/voice]
こちらは小型レーザーカッターを利用した記事です。ものづくりが好きな人へのオススメ記事となっていますので、合わせて読んで見てくださいね!